代表取締役社長より新年のご挨拶
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。皆様のご支援のおかげで、弊社は更なる成長を遂げることができました。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
さて、昨年も国内外で多くの重要な出来事を目の当りにしました。。国内では、能登半島地震や豪雨などの自然災害が甚大な被害をもたらしました。一年たった今でも、その影響は未だ色濃く残っているように見えます。また、日経平均株価が史上最高値を更新し、春闘賃上げ率がバブル期以来の伸びを記録しました。一方で、国内の企業倒産件数は11月末時点で9,000件を超え、11年ぶりに年間1万件超が視野に入ってきています。政治面でも少数与党の政策運営は今後注視していくべき状況です。
海外に目を向けますと、米国大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利し、今後の政策変動が見込まれます。台湾総統選で頼清徳氏が当選し、スウェーデンのNATO加盟が正式に決定しました。一方で、ロシアの反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の拘束中の死亡、北朝鮮が戦地に派兵するなど引き続きウクライナとロシアの紛争は混迷を極め、国際社会における緊張はより一層強くなっております。
このような不確実性の高い環境下において、現実を正確に捉え、より確かな意思決定が迫られる状況に変わりはありません。弊社は引き続き信用リスク管理を基軸としたリスクマネジメントの高度化・効率化を進め、お客様のために貢献して行く所存です。
また、弊社ではここ数年、生成AIやRPAといったDXを積極的に活用する取り組みを進めております。今年は自社内の業務効率化への活用のみならず、お客様の業務効率化につなげる提案(BPO的な活用)まで範囲を広げていく方針です。
加えて、信用リスクの領域と密接に関係するKYC(Know Your Customer)、コンプライアンスの領域にもサービス範囲を拡大してまいります。是非ともご期待ください。
本年も変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
2025年 元旦
代表取締役社長 大森 裕之