代表取締役社長より新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
当社は昨年12月をもちまして創立二十周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様の格別のご愛顧、ご支援の賜物と心より感謝しております。
改めまして厚く御礼申し上げます。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大が世界を震撼させた一年となりました。新年を迎えた今年は、世界がどうコロナ禍と対峙し、そのリスクをmanageしながら前に進むのか人間の英知が試される一年になると感じています。また、国内では長らく企業倒産件数が低水準で推移してきたため、多くの企業は与信債権管理に関する業務の合理化に取り組み、一定の成果を上げてきたものと思います。しかしながら、数字で示される倒産件数は依然低水準ではありますが、着実にその潮目は変化してきており、我々を取り巻く経済環境はコロナ禍の長期化により一層の負荷が掛かっていくものと認識しています。
以上のような環境認識を踏まえ、当社では、お客様の与信管理体制見直しへのアドバイス機能を強化しております。また、DXを駆使した遠隔地での与信管理体制構築など、コロナ禍の先を見越した皆様の事業拡大・再編に資するサービス提供に努めて参ります。さらに、このような状況にあればこそ人材育成が鍵となることは言うまでもありません。研修・教育事業についても動画配信等を強化し、使い勝手が良いサービスを構築していきます。是非ともご活用いただければと存じます。
今年は在宅勤務の定着により、Face to Faceによるコミュニケーションを通じて得られる取引先の変調が捉えづらくなり、有事の際の初動に遅れが生じることが十分に考えられます。従来以上にアナログ的な対応が重要になる局面に遭遇するのではないでしょうか。そのようなときにも、お客様にとって頼りになる存在感のある会社を目指し努力していく所存です。
最後になりますが、皆様のご健康と益々のご発展をお祈り申し上げます。
2021年 元旦